医療法人社団 鳳友会なんぽ歯科クリニック 新百合ヶ丘

大人の矯正治療

大人の矯正は、13歳以上(全て永久歯に萌え変わったら)が対象です。年齢に制限はありません。
大人の矯正と子供の矯正を比較すると以下のようになります。

子供の矯正治療 大人の矯正治療
治療の時期 3歳~12歳くらいまでが目安です。
乳歯列期~混合歯列期に行います。
(混合歯列期とは、乳歯と永久歯が混在している時期)
13歳~
永久歯列期に行います。
(永久歯列期とは、全て永久歯に生え変わっている状態)
治療の目的 上下のアゴの適切な成長促進と管理し、歯並びの改善をします。 歯の移動による歯並びの改善をします。
使用する装置 1. 取り外し式の装置
2. ワイヤーの装置
1. ワイヤーの装置
2. 透明なマウスピース型の装置
治療費 35万円~ 65万円~

「良い歯並び・正しい咬み合わせ」とは、どういう状態のことをいうの?

良い歯並びと正しい咬み合わせのことを「正常咬合」といいます。 正常咬合とは下記に示す状態のことをいいます。

1. 左右対称で、上下の真ん中が一致している


2. 上下のアゴのバランスがとれており、奥歯は1 本の歯に対して2 本の歯が咬み合っている


3. 上の前歯が下の前歯に 2~3mm 程度覆いかぶさっている


4. 歯が一列に並んでおり、重なっている所や隙間がない

良い歯並びと正しい咬み合わせで、「8020」を達成しましょう!!

8020(80歳で20本の歯を保ちましょう)運動はご存知の方も多いと思います。では、これを達成するためには何が必要なのでしょうか?
実際に8020を達成した人はどのような咬み合わせをしているのかを調べた報告では、実に84%が正しい咬み合わせの人であり、受け口や開咬など上下の歯が正しく咬んでいない状態(不正咬合)の方は一人もいませんでした。
また、8020達成者の咬む力は、正しい咬み合わせの20代の成人と遜色がなかったということです。つまり、歯並びと咬み合わせが良いことは歯の数だけでなく、咬む力と機能も維持することにつながります。
さらに、唾液の自浄作用が働きやすく、ブラッシングもしやすくなるため、虫歯や歯周病になりにくくなり、歯1本1本にバランスよく咬む力がかかることで、歯や歯茎、アゴの骨の寿命を延ばすことにつながります。

矯正治療を行うと、何が変わるの?

1.歯並び・咬み合わせが良好になる

前述のとおり、きれいな歯並びと正しい咬み合わせは、歯だけでなくお口全体を健康に保つことにつながります。

2.お顔の印象の変化

大人の矯正治療では、歯並び、咬み合わせの改善のみならず、口元の審美的改善も可能になるため、お顔全体の印象も変わります。

3.コンプレックスの改善

成人の患者様の中には、長年にわたり歯並びが悪い、口元が出ているなどのコンプレックスを抱えられてきた方も少なくないと思います。矯正治療を行うことにより、それらのコンプレックスが改善されれば、お口を大きく開けて心から笑顔になれると思います。

大人の矯正治療に関してよくあるご質問

Q1 何歳まで矯正治療は出来るの?
矯正治療を行う上で年齢制限はありません。歯の根っこと、歯の周囲の骨の状態が良好であれば何歳でも治療可能です。ただし、歯周病が進行している方の場合は、歯周病治療終了後のスタートか、矯正治療自体が出来ない場合もあります。
Q2 装置が目立つのがイヤなんだけど?
矯正装置が目立ちにくい白いブラケットと白いワイヤー、ブラケットを歯の裏側に装着する裏側矯正、透明なマウスピースを使用するマウスピース矯正など、最新の矯正装置は審美性も良くなっています。職業柄、また、治療中の見た目が気になるという方もご安心ください。
Q3 差し歯が入っているんだけど大丈夫?
差し歯(歯の神経を取ってしまった)でも、歯の根っこが健康であれば矯正治療は可能です。ただし、お顔をぶつけて歯を折ってしまった、転んだはずみで歯が抜けたがすぐ歯科医院で元に戻してもらったなどの既往がある方の場合、根っこが骨とくっついている場合があります。その場合は矯正治療が困難になります。

大人の矯正治療で使う装置ってどういうのがあるの?

メタルブラケット

クリアブラケット

ホワイトブラケット and ホワイトワイヤー

Invisalign (マウスピース矯正)

リンガルブラケット(舌側矯正)

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  1. 治療中は、矯正装置による不快感や痛みがあります。数日~1週間ほどで慣れることが多いです。
  2. 歯の動きには個人差があります。そのため、予定している治療期間が延びる可能性があります。
  3. 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院、歯磨きなど、矯正治療には患者様のご協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  4. 治療中は、装置が付いているためプラークが溜まりやすくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、磨き方、磨く時間、使用する歯ブラシの種類、洗口液の使用などが重要です。また、歯が動くと今まで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
  5. 歯を動かすことにより歯根の形が変化したり、短くなることがあります(歯根吸収)。また、歯茎が痩せて下がることがあります(ブラックトライアングル)。
  6. ぶつけたことがある歯や神経を取る治療を受けたことがある歯は、骨と癒着して歯が動かないことがあります(アンキローシス)。
  7. ごく稀に歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  8. 治療途中に口内炎や金属アレルギーなどの症状が出ることがあります。
  9. 治療中に「顎関節の音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  10. 治療の進捗状況により、当初予定した治療計画を変更する場合があります。
  11. 治療中に、歯の形を修正したり、噛み合わせの調整を行う場合があります。
  12. 矯正装置が外れた場合に、装置を誤飲する可能性があります。
  13. 装置を外す際に、歯の表面(エナメル質)に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する場合があります。
  14. ワイヤー装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じます。
  15. ワイヤー装置が外れた後、現在の噛み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)などをやり直す可能性があります。
  16. 顎の成長発育により、歯並びや噛み合わせに変化が生じる可能性があります。
  17. 治療終了後に親知らずが生えてきて、前歯などにデコボコが生じる可能性があります。また、加齢や歯周病の進行などにより歯を支えている骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
  18. 矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。