なんぽ歯科だより
2019.10.22矯正治療のお話(第1回)お子さんの矯正治療っていつから始めればいいの?
お父様・お母様にとって、お子さんの虫歯と歯並びは気になる部分だと思います。
最近は虫歯のある子が減る一方で、歯並びの悪いお子さんが増えています。原因は遺伝的なもの、指しゃぶりなどの癖、食生活など色々ありますが、一番の原因は顎の大きさです。
歯は顎の骨に生えていますので、顎が小さいと歯が生えるために必要な隙間が足りずに、デコボコの歯並び、もしくは出っ歯や受け口になってしまうのです。
では、歯並びの矯正治療はいつから行うべきなのでしょうか?
答えは、その子の症状次第です。早急に治療が必要な場合もありますし、もう少し様子を見ても大丈夫という場合もあります。それを判断する上で最も重要なポイントが、顎の大きさなのです。
矯正治療というと「歯並びをきれいにする」というイメージだと思いますが、お子さんの矯正治療、いわゆる「小児矯正」の場合は「顎の成長発育のコントロール」も行うことが出来るのです。
お子さんにとって、虫歯の無いきれいな歯並びは一生の宝物になります。お父様・お母様には、現在のご自身のお口の中とお子さんの将来のお口の中を照らし合わせて考えて頂きたいのです。
当院では「小児無料歯科相談」を実施しております。少しでもお悩みのことがあれば、お気軽にご相談下さい。